記者会見の様子


2021年5月27日 ひめゆりピースホール記者会見の様子

復帰50年に向けてひめゆりピースホールが平和・文化の発信拠点として再始動いたします。

ひめゆりピースホールは、ひめゆり学徒隊の母校である沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校跡地に建てられた建物です。

栄町市場の中心地にあり、ひめゆり同窓生の活動、とりわけ、ひめゆり平和祈念資料館建設活動の拠点となった場所です。


新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、惜しまれながらも休館へと追い込まれてしまいました。

しかし、この場所をそのまま歴史の中に埋もれさせてしまうにはあまりにも悔やまれます。

戦後75年以上経った今なお、戦争の爪痕は大きな傷として沖縄に残り続けています。
そして世界を見ても毎日どこかで争いが起きています。
私たちにできることは、平和とは何かを発信し続け、ともに考える場をつくることではないかと考えます。

 

また沖縄を支えてきたものの1つに『文化・芸能・芸術』があります。

歌や踊りは当たり前のように沖縄の人々の暮らしの中にありました。

そして戦中・戦後の苦難の中、沖縄の人々の心を癒し奮い立たせてきたのはカンカラ三線の音色でした。

 

この『平和の島・文化の島・沖縄』を、『ひめゆりピースホール』を拠点に発信しつづけるため再出発させようと動き始めました。

 

ひめゆり平和祈念財団、栄町市場商店街振興組合、ひめゆりピースホールの前管理者であるオフィスブラット、昨年沖縄戦75年「洞窟(ガマ)」をひめゆりピースホールで上演したエーシーオー沖縄と協力し、『ひめゆりピースホール』を平和と文化の発信拠点として再始動していきます。


2021年5
2714:00より『ひめゆりピースホール』内にて各関係者による記者会見を行いました。
写真はその時の様子になります。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

沖縄県芸術文化振興協会